肌悩みに対してどの美容成分が良いのかわからない。
美容成分同士を併用していいのか気になる。
そんな人のために今回は、シミ、たるみなど「肌悩み」に対して効果的な美容成分や使い方注意点などをご紹介します。
自分に必要な美容成分を見つけることで、悩みにアプローチしてくれることでしょう。
✔️この記事を読めば、「自分の肌の悩み」に対してどの美容成分が良いのか理解でき求めているアイテムが見つかります。
美容成分を知る前にまずは、自分の悩みを知ろう
早く美容成分を知りたい!と思いますが、意外と悩みってはぼんやりしていて自分でも気づいてないことがあります。
まずは、自分の悩みが何かを明確にする必要がありますね。
これは、2022年の10代〜50代の男女1000名に聞いた性別、世代別の肌悩みや、目元周りの悩みについての調査結果となっています。
肌の悩みはたくさんありますが、上記の悩みは以下のようになっていますね。
調査内容によると、世代によって肌の悩みも変わってくるようですね。
女性の全世代の悩みは、
1位「毛穴」、2位「シミ」。3位「ニキビ」、4位「シワ」、5位「くすみ」ですね。
そのほかにも悩みとしては「たるみ」「乾燥肌」「ニキビ跡」「赤み」などが多いようですね。
一方で男性は、
1位「ニキビ」、2位「毛穴」、3位「ニキビ跡」、4位「カミソリ負け」、5位「シワ」という順番で女性とはまた違ったランキングで、10代など若いころのニキビに悩む人が90%以上ととっても多いようです。
そのほかにも男性は、「オイリー肌」、「シミ」、「たるみ」が気になる人がいるようですね。
目元周りのお悩みは、男女ともには「クマ」がランキング1位となっていました。
その他は、肌悩みと同じような内容だったので省略しますね。
おそらくこの記事を読んでいるあなたも、この中に当てはまる悩みがあるでしょう。
悩み別美容成分一覧表
肌悩み | 効果的な美容成分 | 注意点 |
毛穴 | ・サリチル酸 ・ナイアシンアミド (ビタミンB3) ・レチノール (ビタミンA) | ・レチノールやサリチル酸は強力な成分は肌を刺激する可能性があるため、初めて使用する場合は低濃度から始めましょう。 レチノールは日焼け止めを使用し、 日光から肌を保護することが重要です。 |
シミ | ・ビタミンC ・ハイドロキノン ・レチノール (ビタミンA) | ・レチノールやサリチル酸は強力な成分は肌を刺激する可能性があるため、初めて使用する場合は低濃度から始めましょう。 ・ビタミンCは光に敏感なので、 日中は日焼け止めを使用しましょう。 ・ハイドロキノンは医師の指導のもとで 使用することが重要です。 |
ニキビ | ・サリチル酸 ・ベンゾイルペルオキシド ・アーモンド酸 | 過度な洗顔やスクラブは肌を刺激することがあるので 注意が必要です。 ニキビケア製品の使用量を守りましょう。 |
シワ | ・レチノール (ビタミンA) ・ヒアルロン酸 ・ペプチド | レチノールは肌に敏感な場合があるので、低濃度から始め 夜にのみ使用しましょう。 日中は日焼け止めを使用して太陽から肌を守りましょう。 |
くすみ | ・ビタミンC ・アルファヒドロキシ酸 (AHA) ・コエンザイムQ10 | AHAは日中の紫外線から肌を保護するために、 日焼け止めの併用が必要です。 くすみ対策は継続的なケアが重要です。 |
たるみ | ・ペプチド ・コラーゲン ・ヒアルロン酸 | 効果を実感するには時間がかかることがあります。 継続的な使用が重要です。 マッサージやフェイシャルエクササイズを取り入れると、 効果を高めることができます。 |
乾燥肌 | ・セラミド ・ヒアルロン酸 ・乳酸 | 過度な洗顔や熱いお湯は乾燥肌を悪化させる可能性 があるため、優しい洗顔料とぬるいお湯を使用しましょう。 保湿剤を適切に使用して、肌に水分を補給しましょう。 |
ニキビ跡 | ・ビタミンC ・アルファヒドロキシ酸 (AHA) ・レチノール (ビタミンA) | 日中はビタミンC製品の使用後に日焼け止めを使用し、 色素沈着を予防しましょう。 強力な成分は肌を刺激する可能性があるため、 適切な濃度で使用しましょう。 |
赤み | ・センチフォリアバラエキス ・アロエベラ ・カモミールエキス | 強力なスキンケア製品の使用は赤みを悪化させる 可能性があるため、穏やかな製品を選びましょう。 敏感な肌に対しては、刺激のない スキンケアルーティンを構築しましょう。 |
オイリー肌 | ・サリチル酸 ・ナイアシンアミド (ビタミンB3) ・ヒアルロン酸 | 過度な洗顔や皮膚を乾燥させる製品は逆効果 となることがあります。 軽度のオイリー肌は皮膚の自然なバリアを守るために 過度な洗顔を避けましょう。 |
敏感肌 | ・アロエベラ ・センチフォリアバラエキス ・カレンデュラエキス | 強力な成分や香料が敏感肌を刺激する可能性 があるため、無添加製品を選びましょう。 パッチテストを行い、新しい製品が肌に合うか確認しましょう。 |
そばかす | ・ハイドロキノン ・アルファヒドロキシ酸 (AHA) ・ビタミンC | ハイロキノンは強力な成分であり、医師の指導のもとで 使用することが重要です。 ビタミンCは日中の使用後に日焼け止めを使用し、 日光から肌を守ることが必要です。 |
肝斑 | ・ハイドロキノン ・アルブチン ・トラネキサム酸 | 肝斑の治療は継続的なプロセスであり、 即効性はありません。時間がかかることを覚悟しましょう。 ハイドロキノンは医師の指導のもとで使用することが必要です。 |
カミソリまけ | ・アロエベラ ・カモミールエキス ・センチフォリアバラエキス | カミソリまけを防ぐために、剃る前に肌を十分に潤し、鋭利な刃物を使用しましょう。 お肌にやさしい剃刀やシェービングジェルを選びましょう。 美容成分を使用する際には、肌の状態に合わせて選択し、 正しく使用することが大切です。 また、肌のトラブルが持続する場合や重篤な場合には、 皮膚科医の診察を受けることをおすすめします。 |
クマ | ・ビタミンC ・レチノール ・ヒアルロン酸 ・ペプチド | 低濃度から始め、肌に慣れさせることが大切です。 朝にビタミンCを、夜にレチノールを使い、過剰な使用や混合は刺激を招くので注意。 保湿、日中は日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守ることが大切です。 |
※美容成分の入った化粧品を使用する際は、メーカーの説明書を読み規定に従って使用するようにしてください。
表の通り、悩みに対して成分が被っているものがあります。
・ビタミンC
・レチノール
・ヒアルロン酸
特にこの3つの成分は、幅広い悩みに対して効果をもたらしてくれるので、一つでも悩みに被れば持っていて損はない美容成分です。
ただ上記にも書いてはいますが、成分によっては注意点があります。例えば、
・使用後は日中など日の光に当たるのがNGな成分→レチノール
・基本的に日中の使用ができるけど注意した方がいい成分→ビタミンC(ソラレンという成分が入っている場合は必ず日焼け止めが入りますが、大体のビタミンCのコスメは入っていないので大丈夫です。)
・医師の指導がい必要な成分は→ハイドロキノン
以上のようなことに注意して使用するようにしましょう。
また肌タイプによっては敏感な方もいますので、
まずは、「パッチテストをする」や「使い始めは少量から使用する」など微量から始めるようにし、メーカーの注意事項を読み、使用量や順番を守るようにしましょう。
他にも美容成分を使用する際の注意点として、バランスが崩れてしまったりするので一緒に使用しない方がいい、併用NGの美容成分のアイテムもありますので注意が必要です。
上記の美容成分と、併用をできだけ避けたい美容成分をご紹介します。
美容成分併用NG(注意)一覧表
美容成分 | 併用NG(注意)とされる美容成分 |
サリチル酸 | ベンゾイルペルオキシド レチノール 高濃度のビタミンC 〈アルファヒドロキシ酸(AHA)とベータヒドロキシ酸(BHA)〉 |
ナイアシンアミド | ビタミンC レチノール ハイドロキノン |
レチノール (ビタミンA) | ベンゾイルペルオキシド ナイアシンアミド サリチル酸 高濃度ビタミンC |
ビタミンC | ナイアシンアミド 〈AHA、BHA〉 レチノール ハイドロキノン |
ハイドロキノン | 高濃度ビタミンC レチノール |
ベンゾイルペルオキシド | レチノール 〈AHA、BHA〉 高濃度のビタミンC |
アーモンド酸 | レチノール 高濃度ビタミンC |
ペプチド | レチノール ビタミンC ハイドロキノン |
コラーゲン | 特になし |
ヒアルロン酸 | 特になし |
アルファヒドロキシ酸 (AHA) | ベンゾイルペルオキシド レチノール サリチル酸 高濃度のビタミンC |
コエンザイムQ10 | レチノール サリチル酸 高濃度のビタミンC |
セラミド | レチノール 〈AHA、BHA〉 高濃度のビタミンC |
乳酸 | レチノール 〈AHA、BHA〉 高濃度のビタミンC |
センチフォリアバラエキス | 特になし |
アロエベラ | 特になし |
カレンデュラエキス | 特になし |
アルブチン | ハイドロキノン 〈AHA、BHA〉 高濃度ビタミンC |
トラネキサム酸 | ハイドロキノン 〈AHA、BHA〉 高濃度ビタミンC |
カモミールエキス | 〈AHA、BHA〉 高濃度ビタミンC |
一般的に併用NGとされるものです。
特に気をつけた方がいい美容成分は、
・高濃度ビタミンC
・レチノール
・〈アルファヒドロキシ酸(AHA)やベータヒドロキシ酸(BHA)〉
・ハイドロキノン
上記の4つものは比較的刺激が強い成分となっていて、併用すると相互作用が生じ、肌に刺激を与え肌荒れの原因につながる可能性があります。
〈アルファヒドロキシ酸(AHA)やベータヒドロキシ酸(BHA)〉は角質を取り除く効果があるため、刺激が強いものと併用するときは注意が必要です。
ですが、ピーリング作用のものと同じタイミングで美容成分をつけることはほぼ無いのでこれは気にしないで良いでしょう。
美容成分の併用で特に注意が必要なのは、上記5つの成分で濃度が濃かったり比較的刺激が強いものです。
成分によっては併用NG成分だけど、濃度が低いものだったら併用しても大丈夫だろうという意見の方もいます。
使用したい場合は自己責任で少しずつ試してみることや、医師に相談してみるということが大切ですね。
ただし必ず守って欲しいのは、注意書きにメーカーが併用不可と書いているものは場合です。
併用が難しい美容成分でも、現代の技術の進歩で美容成分が一緒に入っているものもあります。
例えば、ビタミンCと同時にナイアシンアミドが入っているコスメなどもありますので、同時に使いたい場合は最初から一緒に入っているものを使用するというのもいいかもしれませんね。
美容成分 まとめ
今回は肌の悩みに対して、「効果的な美容成分」をご紹介しました。
自分の悩み対して必要な美容成分は見つかりましたか?
注意点をしっかりと守り、自分に合っている美容成分やコスメを見つけ自分の納得する美肌に近づけるように日々研究してましょう♡
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