男性も女性も人の「第一印象」はとっても大事。肌がキレイなだけでイメージがぐんっと上がるし、自分に自信がもてますよね。
しかし、実は今やっているスキンケアの「やり方」は間違っているかもしれません。
今回は、スキンケアの基礎→正しい順番→おすすめのやり方などスキンケアに必要な基礎知識をご紹介します。
そもそも「スキンケア」とは?
肌をキレイにするには、「スキンケアが大事!」ということは、わかっていてもそもそもスキンケアって何?と聞かれるとわからないですよね。
「スキンケア」とは、英語で「skin-care」で、皮膚や肌のお手入れのコトを指します。
現代は1日普通に生活にいるだけで「空気汚染、排気ガス、たばこ」などで汚れたり、自分の皮脂が変化して肌にダメージを与えたりと、普段の生活しているだけで肌の大敵になるモトがたくさんあります。
その汚れを洗顔で落としたり、乾燥を防ぐために化粧水や乳液などで保湿をしたりしてますよね。
もし、今「肌キレイだからスキンケア何もしてないよ。」という人がいるのであれば、女性でも男性でも子供でもお年寄りでも今すぐスキンケア始めて下さい。
スキンケアをしないということは、現状維持ではなく衰退です。
ではなぜ、肌をキレイに保つのに「スキンケア」が大事なのでしょう?
スキンケアが大事な理由は、、、「肌老化を防ぐため。」です。
スキンケアで美肌へ大敵「肌老化」
赤ちゃんの時は「ぷっくりみずみずしいツルんとしたお肌」なのに、歳をとるとばあちゃん、おじいちゃんになると「シワ、シミ、たるみ」が増えますよね。
その原因は「肌老化」です。
【肌老化する原因その①】・・・「乾燥」
まず、お肌が乾燥すると一番外側の肌【角層】の水分減り、光の反射量がへってしまい肌の「くすみ」になります。
その乾燥がひどくなると、皮膚が硬くなり「肌のゴワつき」や、「小ジワ」の原因にも繋がり、最終的には肌の奥のバランスが乱れ「深いシワ」の原因にもなります。
また、乾燥を繰り返していると角質がたまり黒ずんでいく角質肥厚にもなります。(角質肥厚は、例ひじ、ひざの黒ずみなど)
【肌老化する原因その②】・・・「酸化」
酸化とはなに?と初めて聞くよという人もいるかもしれません。
酸化とは、、、酸素が「何かの物質と合体・結びつくこと」です。
具体的には、「リンゴの切り口の色が茶色く変わる」、「輪ゴムがボロボロになる」、「鉄がさびる」といった現象がイメージしやすいかと思います。
酸化すると味が変わってしまったり、物体が劣化したり、ダメージを受けたりとあまり良いことはないです。
その酸化が私たちの体や身の回りにも実は起きていて、肌の上で排気ガスなどの汚れ物質、内的要因としては食生活の乱れ、ホルモンバランスなど影響され、攻撃を受けると「皮脂」が酸化し、「過酸化脂質」(お肌のサビ)となってしまいます。
過酸化脂質になると、毛穴の周りを刺激し肌を厚くしてしまします。その結果、毛穴が詰まってしまいニキビの原因の菌、アクネ菌が増殖してニキビができるということになってしまいます。
また、肌の少し奥の真皮にあるコラーゲンなどが活性酸素に刺激されると、お肌のハリや弾力が落ちていきます。酸化が始まってしまうと、どんどん広がって聴くので注意が必要です。
【肌老化する原因その③】・・・「紫外線」
紫外線は老化の原因の「約80%」と言われています。※米国皮膚科学会
「光老化」という言葉もあるほど、乾燥や酸化も大敵ですが、紫外線も大きく肌に影響しています。
紫外線のダメージは肌の少し奥にある真皮のところまで行き、「そばかすやシミ」、肌を乾燥させ、「かさつき、小じわ」、コラーゲン繊維までダメージを与え、「肌の弾力やハリ」を無くしてしまいます。
体にはいると免疫機能も下がるそうで、一番の大敵かもしません。
紫外線は、家の中にも入ってきます。日焼け止めは家の中にいても、外出する場合でも毎日する方がおすすめです。
肌老化の原因を防ぐための「スキンケア基礎」
以上のように、「肌老化」はあらゆるところから襲ってきます。
まずは、知りそこからケアを始めることが大切です。
スキンケアは「洗顔」、「化粧水」、「乳液やクリーム」などと役割分担があります。
「スキンケアの役割なんで知ってるからいいや!」と思った人もいますよね。ですが、実は自分が知らないことがあるんですよ。
昔の常識とはまた違います。
実は知らないかもしれないな?と思ってみて下さいね。
スキンケアの役割分担と順番、押さえた方が良いポイントをまとめました。
基本的にはスキンケアの順番は、
【洗顔→化粧水→(パック)→美容液→乳液やクリーム】といった順番です。
水分が多いものが先で、後のケアほど油分が多くなるというが正しいやり方、順番です。
ですが、イレギュラーでブースター(導入化粧水や導入オイル)として使用する場合は、肌に水分を染み込ませやすくするために使用するのでオイルでも洗顔後、1番初めに使用します。
ブースター使用の場合の基本的なスキンケアの順番は、
洗顔→【ブースター】→化粧水→(パック)→美容液→乳液・クリーム
となりますので、そちらの順番も頭に入れておくと良いでしょう。
ちなみにブースターとしての基本的な効果は、「肌を柔らかくする」、「次のスキンケアの美容成分を肌に入りやする」という効果があります。
【①洗顔】
洗顔はの役割は、「顔の皮脂や汚れをきちんと落とすこと」ですよね。
POINTとしては、、、
「摩擦(まさつ)NG」、「熱湯NG」、「すすぎ残しNG」の3NGです。
〈摩擦〉
肌において摩擦は、乾燥、刺激、シワの原因となりますので絶対にNGです。
洗顔では、
⚪︎「しっかり泡を立てて顔を擦らないこと。」
⚪︎「洗顔を流す時にシャワーを直接あてないこと・ゴシゴシ擦らないこと。」⚪︎「洗顔が終わった後に、水を拭き取る際、タオルを縦や横にスライドさせないこと。」
が大切です。
気になる毛穴の部分や小鼻は、泡の上からや毛穴を押しだすようなイメージで洗えるととっても良いです。
また、洗顔をつけている時間についてですが、最近は30秒以下など早すぎて汚れが落ち切っていない人が多いようです。
通常の洗顔でしたら1分程度が汚れが落ちて、余分な皮脂は落としすぎないちょうど良い時間ですのでぜひおすすめです。
〈熱湯NG〉
顔をゆすぐとき毛穴が開くからと言って厚めのお湯で顔を洗ってしまう人がいますがNGです。
熱湯にしてしまうと、肌に必要な油分までとってしまうので乾燥してしまいます。おすすめの温度は、約30度くらいで、触ると「ぬる〜っ」となる温度がちょうどいいです。
また、「逆に冷水はどうなの?」と気になった人がいるかと思いますが、冷水だと毛穴が確かに引き締まっていっけん良いようですが、結果汚れが落ちづらいということになってしまいます。
汚れが落ちづらい→毛穴が詰まる→ニキビ発生となりやすいのでおすすめしません。
洗顔後も化粧水が入りづらくなるといったデメリットもあります。
〈すすぎ残しNG〉
すすぎのこしがあるとどうなるかというと、長時間洗顔料がつきっぱなしということになり、ニキビや肌荒れの原因につながります。
すすぎ方のポイントとしては、すすぎ残しのおおい「髪の毛の生え際」「小鼻」、「あごの内側」「フェイスライン」に気をつけてすすぎましょう。
すすぎ回数は、「目標30回」くらいがおすすめです。30回すすいでいれば洗顔料はキイに¥取れているでしょう。
最後に鏡で泡がついてないかチェックするのも大切です🎵
【②化粧水】
化粧水の役割は、「お肌の水分を補足する」「お肌をなめらかにととえる」「美容液成分を角質層へ届ける」と言った役割があります。
POINTは、「スローNG」「節約NG」「叩くNG」の3NGです。
〈スローNG〉
洗顔後、肌はみるみるうちに乾燥が始まります。
入浴などの時は、入浴前より乾燥するというデータもあるくらいですので、洗顔が終わって「即化粧水をつける」のがおすすめです。
洗顔後の顔についた水分も完璧に拭ききらなくて良いくらいです!
また、化粧水はすぐ揮発(きはつ)してしまいますので、化粧水の浸透を待たないで、すぐに次の工程の美容液や乳液にすすむのが正解です。
〈節約NG〉
化粧水は、なんといっても「びちゃびちゃ」とたっぷり使うのがおすすめです。
高い化粧水をケチって使うのであれば、安い大容量のものをたっぷり使用の方がお肌には良いです。
しかも1回だけでなく、「最低3回」はつけるのが良いです。
化粧水たっぷりをつけることで、お肌に潤いが増え「お肌の透明感」や、「美白」につながってきます。
〈叩くNG〉
よくやりがちで間違いなのが、化粧水をつける時に「パンパン」と叩くことです。
強く叩いてしまうと、肌に刺激になり「肌荒れ」や「炎症」の原因になる場合がありますのでNG行為です。
気持ちはよくわかるし、筆者自身もよくやってしまいがちでした、、、。
肌を「キレイにしたいのに叩く」という行為は、やりがちですが普通に考えてみると肌には良くないですよね。
肌はソフトな生き物ですので、優しさが大切です。
化粧水をつける時は、「優しく手のひらで中に押し込むように塗るのが正しい」です。
【フェイスマスク】
保湿パックはアイテムによりますが、基本的には特に毎日の夜のケアに取り入れて欲しいアイテムです。
パックをするコトで、保湿され肌の水分量が増えみずみずしいお肌に近づきます。
POINT、、、「洗顔→パックNG」「つけっぱなしNG」の2NG!
〈洗顔→パックNG〉
パック使う際、「洗顔後そのままパックをつけることはあまりおすすめしません。」
なぜならパック使用前に、たっぷりと化粧水をつけてからパックした方が良いからです。
使用前に化粧水をたっぷりとつけることで、「パックの美容成分や水分などがお肌に入りやすくなります」ので、お肌によいですよ。
ちなみに、パックは「毎日つかってもOK」なものと、「特別な日用のスペシャルケアのもの」があるので、使い分けてくださいね。
また、パックには美容液成分も入っているので、目的にあったものを使用すると良いですね。
【肌荒れにおすすめ成分】→ビタミンC誘導体、イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチンなど
【乾燥におすすめ成分】→セラミド、エラスチン、ヒアルロンサンなど
〈つけっぱなしNG〉
保湿用パックをつけるときお肌にいいからと言って「長時間つける」、または、「つけたまま寝てしまう人」がいますが、これは「絶対にNG」です。
保湿パックによって放置する時間が違いますが、基本的なパックは「10分程度」放置してくださいと書いてあることが多いです。
規定時間を守らないと、逆にパックが乾燥してしまい肌の水分が奪われてしまいます。そうなると本末転倒ですよね。
保湿用パックを使用する際は、規定時間を守りパックをとった後は、乳液などをしっかり塗り、ふたをするようにしましょう。
【乳液・クリーム】
乳液やクリームの役割は、化粧水などで水分を補った肌に人工的な皮膜を作り潤いを持続させる「エモリエント効果」です。
乳液・・・乳液は水分量が多く、比較的油分が少ないものでサラッとしていてベタつきにくいものがおおい。
クリーム・・・クリームは、乳液と比べると油分の割合が高いため、こってりと重たい感じのものが多いです。
乳液とクリームで比べると「エモリエント効果」が高いのは、クリームということです。
POINT、、、「肌タイプで使い分けOK」、「朝昼夜?NG」
〈肌タイプで使い分けOK〉
肌タイプによって、乳液やクリーム、顔の場所に塗る場所は使い分けるのがGOOD!
【乾燥肌】→全体にクリームがおすすめ、とくに乾燥が気になるところは化粧水や美容液など水分を多めに入れると良いです。目元、口元、Uラインがかさつきやすいかも。
【普通肌】→30代くらいまでなら基本的にには乳液で十分OK!歳を重ねるごとに体の水分量が減るので保湿効果の高いクリームにしていくことがおすすめ。
【混合肌】→Tゾーンは脂が多く、Uゾーンはかさつきやすいので乳液とクリームを使い分けるのがおすすめです。
⚪︎あぶらの多いTゾーン→乳液
⚪︎カサついているUゾーン→クリーム
以上のように、自分の肌に合ったように塗り分けるのがコツです。
【脂性肌】→水分も多いですが皮脂も全体的に多いので、油分の少ない乳液がおすすめです。皮脂の多いTゾーンは薄めにぬり、それ以外は乳液をしっかり塗りましょう。また、脂性肌の場合は、こまめに油取り紙などで皮脂などをとるようにするとなお良いです。
以上のように、肌タイプによって、つけ方やつけるものを変えるのが大事です。
みんながみんな同じようにつけるのは間違っているということですね。( ; ; )
まずは自分の肌タイプを見つけてみると良いですね。
〈朝夜ケア同じはNG〉
乳液やクリームは、肌タイプで使い分けるのもそうですが、朝晩と1日の中で使い分けるということも大切です。
乳液やクリームを一日中たっぷり塗るのが一番肌にいいかというとそうでもなく、肌質にもよりますが。
朝のケアで大切なのは「お肌をしっかり守る」ことです。
保湿が大切だから、朝からたっぷりクリームと言ってたくさん塗ると、「お化粧が崩れの原因」や「日中に出る皮脂で顔がギトギトになる原因」のでおすすめしません。
朝は、化粧水やパックでしっかり水分を入れて、程よくお肌にふたを作ってくれるくらいの乳液の量がおすすめです。
夜のケアは、肌タイプに合わせてしっかり乳液やクリームをつけて「肌にうるおいを与える」ことが大切です。
以上のことから、肌タイプ別や朝夜など使い分けることが大切です。
スキンケア基礎のまとめ
「スキンケアの基礎」の正しいやり方や、スキンケアの順番を今回はご紹介しました。
当たり前にやっていたことが、知らず知らずもう時代遅れになっている時もありますよね。
気づかないうちに間違っていて「ハッ!」となったところはありませんでしたか?
しっかりとスキンケアの基礎をマスターして、まずは1つ何か実行していきましょう🎵
目指せ「つるんと美肌!」です!
筆者もこの記事を書きながら、改めて基礎は大事だなとつくづく思いました。
基礎を間違えていたら、いいスキンケアアイテムや肌にいいコスメなど使っていても意味がありません。
ぜひ参考にしてみてくださいね🎵
この記事を読んでくれた方にすこしでもお役に立てたら嬉しいです。
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